格付けされる男たち

サークルのOB飲み。前日に開催きまったのに10人。立派。
冬以来。1年半くらい会ってなかったやつもいて。へらへら。
マネージャーがひとり来てて。悪ノリで格付けさせる。
総合的いい男ランキング。えー。そんなの言えないじゃん。
マネ個人の思入ってエクスキューズつけて。強引にスタート。


みんな煙草に火をつける。足を組みかえる。テーブルに目をやる。
落ち着かない。合格発表のときより挙動不審。目が合って苦笑。
しずかな部屋。上位陣の名前が響く。ひとりごとにざわざわ。
呼ばれたやつは安堵。おちょこ持って満面のスマイル。
まんなかあたり。それでもほっとした様子。脱力。


勝者と敗者のコントラスト。残酷なあそび。人生の縮図。
オレは最後まで残されて。8位。最下位とほぼ同率だって。
このマネとあんまり仲良くなかったし。なんて思いつつかるくダレる。
でも理由聞いたら落ち込みようなもなく。むしろ開き直り。
オレと最下位はたしかにそれがネック。つーかそういうキャラなんすよ。


女癖悪そうなひとはダメー。