それでも浸りたい

夕青エビス

強い風で髪がなびいているとき、映画の主人公のような気がしませんか。
長いエスカレーターを下っているとき、出迎えられるVIPのような気がしませんか。
トンネル状の通路を歩いているとき、グラウンドへ向かうスター選手のような気がしませんか。


「それ、全て勘違いですよ」
「ええ、もちろん知っていますよ」