2008-12-28 誰かのゴースト セイカツ 約二年空けての帰省。羽田に向かう乗り継ぎ、鞄の重さ、空港で増える土産袋。懐。 でもそんなものは序の口。 地元駅から実家までの道、一歩毎、肌が町の空気に順応するような。 高校ブレザー姿の自分。見えるような。ゴースト。 実家の扉くぐり、祖母に挨拶し、父と話をする。愛猫マライアとガーネットの額を撫でる。 弟はひと足先に帰り、もう眠っている。 いいけど。ただいま。