友坂

ご無沙汰してた町、四年通った学校のそば。


あの無責任で楽しかった毎日からはもう
切り離されてしまったような気になってたけれど、
こうして訪ねてみればもちろんちゃんと存在してくれていて、
地続き、その安心感。


瞬く冬そら、友達のうちに届く坂道。
ぼくらの九年、北斗七星。