新宿サボタージュ

あさ山手線が止まってて、面倒だったので会社に電話。午前半休のお願い。
とくに問題ないとのことで、ネクタイ取って新宿ぷらぷら。
開店直後のブックファーストで音楽雑誌とサッカー雑誌を読み耽り、
江国香織さんの「泣く大人 (角川文庫)」を買って、ひとりカフェでまったり。


江国香織さんの作品はだいたい読んでる。この人の文章を読むと心地よくなる。
早春みたいな、ちょうどいいやわらかさと暖かさ、誠実がまざった感じ。
もちろん話のすじは大切だけど、それ以上にその人の文章であることが大切、
そう思える作家はそんなにいないなあ。これからもずっと読んでいくっぽい。
とくに好きなのは「流しのしたの骨 (新潮文庫)」と「ぼくの小鳥ちゃん」。
印象強いのはなぜか3度も買った「落下する夕方 (角川文庫)」。


仕事ほったらかして、お気に入りの作家を読んで。
お昼の山手線に乗り込むときはいい気分。よしよし。